はじめに
理学療法士になった理由
高校生の頃、将来何がしたいかわからなかった。
スポーツを通して理学療法士という仕事を知った。
目的もなく大学に行っても、その先のビジョンがよりわからなくなると思った。
それなら手に職をつけることができる理学療法士は安定している選択だと思った。
調べていく中で、人のためになること、人に寄り添う仕事により魅力を感じた。
安定した仕事だと思っていた
なんとなく医療職は安定しているイメージがあった。
でもニュースで大学病院の経営危機を見るたびに、
「医療職=安定」というイメージが少しずつ揺らいでいった。
自分が働いているところも将来そうなるのではないかと
不安はすごくある。
同じような不安を抱いている医療職の方も多いと思う。
働き始めて少しずつ違和感が出てきた
休みの日に数万円の研修へ行く。
帰宅すると日曜が終わっている。
「勉強しないと置いていかれる」という感覚は常にあった。
患者さんを介助するのに体力も必要。
60歳まで20代の時と同じように働けるか。
若くして病気で入院する患者さんとも出会う。
その時に「今」の自分はやりたいことを後悔せずできているか、
毎日を「こなす」だけになっていないか。
周りのモチベーションの違いからくる精神的な疲労。
仕事終わりは元気なのに、出勤前は気が重かった。
少しずつ違和感が生まれ、ここ3年間色んなことを考えた。
やりがいはある。
でも現実的な生活を考えると、収入のことも無視できなかった。
収入は診療報酬と連動する構造のため、将来的な理学療法士の収入の限界もある。
地方の現場では副業禁止のところもある。
実際に「仕組み」や「現状」を理解して、違う道もあるのでは?と思うようになった。

理学療法士の仕事そのものは嫌いではない
仕事そのものにやりがいはある。
理学療法士の将来性もあるとは思う。
患者さんが歩けるようになった時の笑顔や言葉は忘れられない。
「この仕事をしていて良かった」と思う時もある。
それでも「このままでいいのか」が消えなかった
高校を卒業してから理学療法士の世界しか知らない。
年齢を重ねる度に周りの環境は変化し、動きづらくなる。
仕事から帰ると何もする気が起きない。
気づけばご飯を食べて寝るだけの日も増えた。
そしてまた朝になって仕事へ行く。
年々、成長できていないという将来への閉塞感を感じることが増えた。
“安定職”と言われるほど、不安とのギャップがあった
世間では「資格=安定」と認識はあると思う。
けれど自分の中にはどうすることもできない「不安」が消えなかった。
このギャップの正体は何か。
この仕事ができなくなった時に自分には何もない
体力的にきつくなったら理学療法士養成校の教師などの選択肢はあると思う。
でも理学療法士を切り離された時に、何をしたいか・できるのかわからなかった。
根本の不安はそこにあると思う。
副業やブログを始めた理由
いきなり理学療法士以外の選択をしたいわけじゃない。
でも理学療法士しか知らない自分が怖かった。
自分で収入を作れる力が欲しかった。
自分のやりたいことや、悩みを発信できる場所が欲しかった。
本業以外に熱中できることがあると少しずつ不安も軽くなった気がする。

今も答えは出ていない
この先理学療法士を続けるかどうか、別の選択をするか
まだ答えは出ていない。
ただ、理学療法士以外の世界を知ることで視野が広がると思う。
継続することで「自分で積み上げる力」は付いてくると思う。
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